南アルプス しらびそ峠 自転車の旅(1)
1976年の夏に平凡出版から創刊された「POPEYE ポパイ」。
高校1年だった私は、当時の若いもんがみんなそうだったように随分と影響を受けました。群馬の田舎にいながら、気分はすっかり青山や湘南のシティボーイ。
今でも悔やまれるのが、この時の創刊号を買い損ねたこと。残念。
これを教訓に、その後創刊されたホットドッグプレスやブルータス、オリーブ、さらにビッグトモローと創刊号を軒並み抑えたものですが、どれも「価値」としてはポパイにはかないません。
話しがそれました。
そう「ポパイ」です。
創刊号は買い損ねましたが、その後は順当にポパイ路線を進みます・・・といっても貧乏な高校生ですから「気分」だけなのが悲しいところです。
1年後の1977年7月10日号(No-10)は「ポパイが提案するサマーライフ」。その中にこんな記事が載ってました。
できるだけ荷物を減らし、短時間で長距離のツアーを楽しもうという自転車の旅
ヨーロッパ風にフランス語で言えばシクロスポルティフ
テントやシュラフ、食料も持たず、宿はユースホステルか民宿
軽量にものをいわせてどんどん遠くまで行ってしまおうというのがこの旅の特徴
「シクロスポルティフ」その流麗な響きは、なんとなく自転車に興味を持ち始めた私の脳ミソの奥底に深く静かに刻みこまれたのでした。
長距離を快適に走れる自転車、スポルティフは高嶺の花。
当然ですが、当時の状況では到底なしえないあこがれの旅でした。
高校1年だった私は、当時の若いもんがみんなそうだったように随分と影響を受けました。群馬の田舎にいながら、気分はすっかり青山や湘南のシティボーイ。
今でも悔やまれるのが、この時の創刊号を買い損ねたこと。残念。
これを教訓に、その後創刊されたホットドッグプレスやブルータス、オリーブ、さらにビッグトモローと創刊号を軒並み抑えたものですが、どれも「価値」としてはポパイにはかないません。
話しがそれました。
そう「ポパイ」です。
創刊号は買い損ねましたが、その後は順当にポパイ路線を進みます・・・といっても貧乏な高校生ですから「気分」だけなのが悲しいところです。
1年後の1977年7月10日号(No-10)は「ポパイが提案するサマーライフ」。その中にこんな記事が載ってました。
できるだけ荷物を減らし、短時間で長距離のツアーを楽しもうという自転車の旅
ヨーロッパ風にフランス語で言えばシクロスポルティフ
テントやシュラフ、食料も持たず、宿はユースホステルか民宿
軽量にものをいわせてどんどん遠くまで行ってしまおうというのがこの旅の特徴
「シクロスポルティフ」その流麗な響きは、なんとなく自転車に興味を持ち始めた私の脳ミソの奥底に深く静かに刻みこまれたのでした。
長距離を快適に走れる自転車、スポルティフは高嶺の花。
当然ですが、当時の状況では到底なしえないあこがれの旅でした。
脳が教える! 1つの習慣

脳が教える! 1つの習慣
ロバートマウラー著
本田直之監訳
中西真雄美翻訳
講談社 1,365円
毎日、同じ通勤経路を通って出勤。会社では、程度の差はあるにしてもパターン化した中で仕事が進んでいく。そんな中、いざ新しい事を始めるといった際は、なんとなく腰が重かったりどこか心の奥底で実行することにブレーキをかけている自分に気づくことってありませんか。私は毎度のことです。
「今の状況が続けば、結果は目に見えている」こんな時だってそうです。口先では「このままではいけない」と言いつつも心地よい現状から抜け出せず、なかなか革新的なことができないのが普通の人ではないでしょうか。
しかし悲観することはありません。これも脳の機能からみると実に理にかなったことで、脳にとって大きな変化とは「恐怖」を意味し、危機を感じてそれを阻止すべく直ちに指令を出すのだそうです。
でも「悪しき習慣はやめにしたい」「今の現状を抜本的に変えていきたい」と願うのも人間です。そんな時にどうするか。脳は、小さな変化は見逃してしまうようですので「一見ばかばかしいような小さな行動から最初の一歩を踏み出すこと」と本書では述べられています。小さな行動が次第に習慣となり、やがてそれが大きな成功に結びつく。たくさんの実例をあげ、それを脳科学の側面から検証しています。
ビジネス書では、一度ヒットするとそれと似通ったテーマや内容のものが(場合によっては焼き直し)雨後の竹の子のように書店に並んでいます。もっともこれはビジネス書に限ったことではありませんが。
今は脳機能関連の本が人気です。ブームに便乗か?と言えなくもないですが(マーケティングではとても重要な事ですが)、日頃なんとなく感じていることをきちんと理論的に説明されると腑に落ちるものです。
私にとって、ビジネス書の善し悪しの判断基準は「本に書いてあることを実行したくなるかどうか」。その点、本書は満点。実行し継続できる根本的な方法が書いてあるのですから。
残業ゼロの仕事力

「残業ゼロ」の仕事力
吉越浩一郎 著
日本能率協会マネジメントセンター
仕事は「決められた就業時間内で行う」というのが世界の常識です。
同書の1行目。
残業が身体に染みついた私には耳の痛い話です。
「残業は会社にとっていいことだ」と思いこんでいるからにほかなりません。
だから、夜遅くまでオフィスにいるだけで、「自分は会社の役に立っている」という高揚感がわいてくる。逆に終業のベルと同時に帰ったりすると、どこか肩身の狭い思いを感じてしまうのです。
同じく本文の3ページ目。
まさに図星!
そして「誰もが残業ゼロにするなんて無理に決まっている」と、残業が常態化している現状を受け入れてしまっているのです。
本文の4ページ目。
まったくその通りです。
恐れ入りました。
一見、これだけだと「働き過ぎの日本人。それに比べてヨーロッパは・・」なんて、よくある話に行きがちですが、それはまったく違います。
今まで夜9時、10時迄かかってこなしていた仕事を、夕方の6時までに終わらせるには、どうしたら良いか?仕事のスピードを上げ、仕事の密度を濃くするために今迄のやりかたをどう変えていくか?という話です。
現に、著者の吉越氏が社長に就任してからというもの、今まで悲惨な経営状況だったトリンプインターナショナルジャパンは、残業ゼロなのに毎年増収増益。しかも社員の数は増えていない。社員の仕事をこなす能力は「5倍!」になったということです。
一例をあげると・・
「毎月1日の朝8時に前月の損益計算書が見られるようにする」これを残業なしで。
社員はこの課題をクリアしたばかりか、その後デイリーで損益計算書が見られるまでにしたといいます。すごいですね。
どうやったかというと、全ての仕事にデッドラインを設けて、それを社内の会議で発表し、守らざるを得ない状況にする。しかもそれを決められた時間内で行う。
他にもありとあらゆる手法を駆使しているのは言うまでもありません。
毎日行われる早朝会議では、1時間でおよそ40件くらいの議題をかたづけるそうです。1つの議題をかたづけるのに、かかっても2分!
なぜ2分で片付けられるのか?
この会議はどんな意味があるのか?
この会議が残業ゼロを実現させるというが、その秘密は?
等々、本書で詳しく述べられています。
いきなり残業ゼロとはいかなくても(そもそもこういう考えがダメなんですよね。すみません)規定の時間内に終わらせるには、現状の仕事をどう変えていけば良いか?それを考えるだけでも非常に価値があります。
社内の仕事にしても「以前に比べてIT化が進んで仕事の効率が上がった」なんて喜んでいましたが、甘すぎました。IT化の余地は、まだまだ山のように残っているようです。
IT化だけではありません。時間内に片付けようという意識を持つだけで、今迄の自分のやり方が自然と変わってくるものです。
例えば
・○○さんへ本日中に連絡
・○○社へ○○をファックス
・○○の原稿仕上げ。本日中
と、今までは手帳にメモしていました。いわゆるDoing-Listです。
しかしです。
そんなことをいちいちメモしている暇があったら、その場で受話器を取って電話をかける。不在ならすぐにメールを送る等々、小さなことですが、こんなことの積み重ねも馬鹿になりません。
会議に対する意識も本を読んで180度変わりました。今まで、なんともったい時間の使い方をしていたことか。
このように仕事の密度を濃くして、スピードを上げると定時にはもうくたくた。とても残業しようという気になりません。
「業績を伸ばそうと思ったら残業ゼロの会社にする」ということが本書で述べられているテーマですが、実はその先のもっと大切なことが書かれています。それは本書ご覧になってみてください。
PS
本書は、売れているせいか(2007年12月30日初版、2008年3月15日第11刷)書店で平積みにされているのをよく見かけます。最初は「ふ〜ん、まあ理想だけどねえ」くらいで手に取る気にもならなかったのです。
きっかけは、JWAVEのWAKE UP TOKYO(月曜〜木曜 5:00-7:00)の「Weider POWER YOUR MORNING」でした。ここに吉越氏が登場し、話を聴くうちに俄然興味を持ち、すぐに本書を購入しました。
このコーナーは毎回Podcastでも配信しているので、私はいつも愛用のiPodに入れて聴いています。毎週、注目の人にインタビューする番組です。お勧めです。
本日は自転車通勤です

最近は女性のツーキニストが増えてきました。じわじわと自転車の波が来ているのを実感します。
※ツーキニスト:自転車通勤の人を最近はこう呼ぶようです。
ガソリン代は節約できるし健康にもいい。ゆっくり走ってもダイエット効果抜群。お勧めです。
さて、今日は明るいうちに帰ろうかな。
PS
ちなみに写真の自転車は21年前に約7万円で購入したものです。パーツを好みのものに交換しながら手入れをして、現在に至っています。大事に乗れば一生ものです。



