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2008年08月11日

南アルプス しらびそ峠 自転車の旅(4)

登山やサイクリングでいつもお世話になっている地形図。国土地理院が発行する地図で、1/25,000と1/50,000が一般的です。大きな書店の地図コーナーに置いてありますが、専用のケースに収納されているので気付かない方も多いのではないでしょうか。気付かないどころか、最近はカーナビが発達した影響で、地図コーナーに足を運ぶ人自体減少傾向のようです。地図ファンとしては悲しい限りです。

1/25,000地形図には10m毎(1/50,000は20m毎)に等高線が記されていて、地形を把握する際に役立ちます。更新されるまでの期間が長いので最新の道路状況に対応するのには厳しいものがありますが、野外活動では必携の地図です。自分の家の場所が載っている1/25,000地形図を眺めるのも面白いものです。新しい発見があるかもしれません。1枚270円。大人の夏の自由研究にいかがでしょうか。

さて、2日目の行程が問題でした。
「南アルプスのしらびそ峠に13時に到着するには茅野市を何時に出発すれば良いか?」です。平坦な場所であれば、距離から所用時間は簡単に推測できますが、そこは山。木曽路に負けず「秋葉街道もすべて山の中にある」と言っていいくらい山また山。

まずはサイクリング用の地図を作ります。1/50,000地形図の必要な部分をコピーして貼り合わせると、いやはや細長い地図になりました。茅野駅からしらびそ峠までメジャーで測れば124cm。1キロが2cmですから直線距離で62キロ。もちろん直線で行けるはずもなく、道はくねくねと曲がりくねっています。

くねくね道の距離を計るのに活躍するのがキルビメーター。これでルートをトレースします。ベテランサイクリストは、ほぼ実測値を出すそうですが、適当にやっている私の場合は5%〜10%位の誤差が出ます。でも、おおよその距離がわかれば良いのでこれで問題はありません。

距離がわかれば、あとはルートの標高差。距離とともに標高を記載した2次元のマップを作れば完璧です。これをプロフィールマップといい、サイクリングの計画を立てる際によく使用します。

目的地までの標高差を合計すると約2,300メートル。距離は約85キロ+α。(実際の距離は93.59kmでした)。2,300メートル分の重力に逆らうということは・・余分なことはあまり考えないことにしました。

朝5時にスタートすれば、使える時間は8時間。平均すると10.6km/h。平坦な道なら25km/hくらいで走れますが、急な坂道は6km/h〜10km/h。下りでスピードを出しても上りでかかった時間を取り戻すのは困難ですが、これなら休憩時間を入れてもなんとかなりそうです。

地図

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