2008年08月27日
南アルプス しらびそ峠 自転車の旅(10)

「この先の峠は通行止め。行ったって抜けらんねえよ」亀のようなスピードで微妙にバランスを取りながらよろよろと峠を目指す私に、対抗してきた車の運転手が不機嫌そうに声をかけます。
そういえば途中にそんな看板もあったような・・。道路が土砂崩れや陥没で通行止めになっていても自転車ならほとんどは通り抜け可能(もちろん自己責任)ですので、気にもしていません。
11時37分、地蔵峠着。ここまで距離81.96km。ここが集合場所ならどれほど良かったことか。しかしまだ13km走らないと集合場所へ行けません。しかもここから500mも高いところ。嗚呼。
昔ながらの秋葉街道は、峠から南斜面に残る登山道を下りていきますが、しらびそ峠へは山腹を巻くように新しく造られた舗装路をやや上り基調で進みます。
ゲートをパスし、誰もいない静かな道を一人走っていきます。緩い上りでも、蓄積された疲労でペースもあがりません。スピードは10km/h以下。この分でいくとしらびそ峠まで1時間以上かかりそうです。集合の時刻に遅れたからといって何がどうなるというものでもないのですが、こんな辛い状況があと1時間以上も続くのかと思うとますます辛くなってくるのでした。
途中、土砂崩れの現場を通過。山の中に無理矢理道路を造るのですから崩れるのも仕方ないのでしょう。当分の間は復旧しそうもない状況でした。
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